カテゴリー「クラシックギター(エピソード)」の17件の記事

2008年4月 3日 (木曜日)

ガンガン!

(初級の入り口へ向かって⑧)

  もしかしたら人生で一番縛られていない開放感いっぱいのときだったかもしれない。

  高校入学までの準備期間は制服の準備(西高は学生服だったから校章とボタンだけを用意)ぐらいで強制的にしなければならないことはほとんどなく、ゆったりした期間だった。

外は晴れの日が多かったが道路は溶けた雪でグシャグシャ・・・ 4月になったばかりの函館は空こそ青いが気温はまだ低い。

開放的な気持ちの15歳のわたくしは開放弦を高らかに響かせていたのであります。

何度も何度も・・・ 同じ開放弦・・・  

6弦の開放弦から始まる弾むような曲・・・ それは・・・

「スペイン舞曲第5番(アンダルーサ)」

E.グラナドスの曲。(編曲はM.リョベート)

今思えば初心者の自分には無謀な曲。でもNHK・FMで放送されたのをたまたま録音してあり後輩のWから借りていた現代ギターのなかに楽譜があったため軽い気持ちでチャレンジし始めたのだ。

なぜこの曲だったのか? たぶん「スペイン舞曲」という言葉の響きに魅力を感じたのだと思う。完全な自己陶酔の世界。(いや完全な勘違いの世界)

入学式までの期間は、この曲しか練習しなかった。

[楽譜を読む]というより[楽譜をたどる]ような感じ・・・ 一音一音、確認しながら正しいフレットを探して押さえてみる・・・ このスタイルは今も変わらないが当時の自分には果てしなく地道な作業だったことは確か。

4小節進めるのに3日は掛かっていたと思う。かなりのスローペース・・・

そして何度も何度も繰り返し録音したものを聴く。

そのときの自分を突き動かしていたのは・・・

ただただ「スペイン」という言葉の美しい響きだけ。はっきり言って「見栄」をはっていただけ。

でも、なぜかそれが持続していったのだ。

  美しい青空の日。入学式はおっかー(当時35歳!)と行く。

新しい仲間との出会い。

1年1組。I先生(50歳くらいの男性)はとっても痩せていて大丈夫か?と思うくらいだ・・・生物担当らしい。ある意味ぴったりだ。

窓から見える函館どっくや元町の景色はとてもきれい・・・(5組~8組はハリストス正教会が見えてちょっとうらやましかったが)

「えー、ではクラスの各委員を決めます。」とI先生。

「実は私があらかじめ案を考えてきました。基本的に経験や内申書を参考にしています。ではまずクラスの代表である議長から・・・」

「〇〇!」

え?だれだれ?というようにみんな顔を見合わせている・・・ ぼーっと外の景色を眺めているわたくし・・・

「〇〇!」 と再コールするI先生。

???何?オレかあ!!!

(またまたやるんですかあ・・・ 確かに中学の3年間は全て学級委員でしたけどお・・・)

「キミのように実績があるほうがうまくいくと思うんだよね。どうかな?やってくれるよね。」

みんなの視線が一気にわたくしのもとへ・・・その目は期待と責任逃れ?

「はい!!頑張ります!」

(あー、勢いで言っちゃった。またまたいいふりこいちゃった)

  高校の芸術科目は選択制で美術・音楽・書道のうちからひとつを選ぶことになっていた。

わたくしは当然のように音楽を選択。それがM先生(4組担任で40歳くらいの男性)との運命的な出会いになろうとしていたのです。

(つづく)

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2008年3月10日 (月曜日)

合格!

しばらくの間、止まっていましたね。エピソードカテゴリーの記事が。

ちょうど合格発表の時期です。

試練を乗り越えらた方々、本当におめでとうございます。

(初級の入り口へ向かって⑦)

一発勝負の高校受験・・・ 落ちれば浪人しかない・・・そんな不安はないと思えるくらい頑張った。

だから後悔は少しもなかった。

そんな気持ちを表したかのような快晴の発表当日、直接高校まで見にいくか?と思ったが人混みが好きではない性格のため自宅で待機。

テレビでの合格発表を見ることに。

スイッチを入れSTV(札幌テレビ)にチャンネルを合わせる。

不安はないはずなのにドキドキしてきた・・・

札幌南・・・札幌東・・・札幌開成・・・

個人名がゆっくりと右から左に流れていく・・・

お、いよいよ函館の番だ。

函館中部・・・函館東・・・函館北・・・

さあ次だ!ドキドキ感はさらに強まる・・・受験番号122・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

???

あったあcrying あーん、いがったいがった(よかったよかったの意)

急いで制服を着て中学校へ報告しに向かう。

いつもと空の青さが違うような気がした。なんともいえない清々しい気持ち。

タイヤ公園の怪獣もバンザイしておめでとう!!って言ってくれてるように見えた。

後輩たちが「〇〇せんぱい、おめでとー」って教室の窓から手を振ってくれている。

え?そんなにオレ、顔にでてるか?

いや、たぶんニヤニヤしていたのだろう。

いつもの3Aの教室にはK先生が待っていてくれてた。すでに報告しにきていたクラスメートたちと喜び合う。

もちろん大好きだった英語のY先生にも挨拶しに行く。

お世話になった美術のK先生、音楽のH先生、社会のU先生にも報告するために職員室へ。自分のことのように喜んでくれた。

いつも厳しかった教頭であり国語担当のK先生も、このときは芯から優しい顔をしていた。

そのときのK教頭先生の言葉が今でも少し教訓になっている。

「本当に大変なのはこれからだぞ。気を抜くなよ。明日からが本当のスタートだ。」

いろいろあった中学生活。でも精神的にも体力的にも大きく成長できた時期。

帰り際、玄関で後輩のWに会う。

「これで思いっきりギター弾けるねえ!」

???そっかあ!忘れてた!

よーし練習だあ!!でも何やるか???

(つづく)

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2007年12月22日 (土曜日)

フリーズ!

いやーさむいさむい・・・  さむいとゆびがうごきづらい・・・ ぎたーのれんしゅうもはかどらない・・・

あれ??? あれれれ?  もしかしてちゃんとへんかんしてない?

またヘタこいたー!! ○Г∟

・・・ってネタ、あれね子供がやると親的にはけっこうムカです。

とくに「そんなのかんけーねー!」は見たくない(怒)  止めるのは親の義務ですね。

でも「だけどもだけど♪」っていうところは・・・  ちょーーーーきゃわいい!!!

それだけは許そう。

(初級の入り口へ向かって⑥)

初めから崖っぷちの高校入試。年も明け、まわりが私立校の入試を受けだした2月・・・

でも焦りはなかった。なぜなら受験する高校のランクを見直したからだ。

ちょうどその年、新設校(ちなみにGLAYのうちの二人の出身校である函館稜北高校)ができるということもあり倍率は下がるという予想もあった。

しかしながら勉強はキチンとしていた。すでに友達を集めての勉強会は解散し、それぞれの個人学習に移行していたので夜のほとんどを自分の部屋で過ごしていた。

Tから借りたギターは冷たい状態で部屋の片隅に置かれたままだった。

不思議と欲求には負けなかった。・・・というより同時に二つのことをできない性格。不器用、要領悪い、無駄が多い。だからギターにまで気持ちが到達しないというのが正しい言い方。

でも気になっていたのも確か・・・

テーブルの端に置いてある、おっかー特製の手袋と無造作に積まれた雑誌(足台の代わり)には、しばしば目がいった。

北海道の2月はかなり寒い。まだ雪も多かったと思う。

-10℃くらいには冷え込んでいた記憶がある。

銭湯の帰りには髪の毛が凍ってパリパリになってしまうくらい寒い。

いくら寒冷地の家といっても寒いものは寒い。鉛筆を持つ手も動きが鈍くなってしまう。

そんな厳しい寒さもギターを弾く気にさせない理由のひとつだったかもしれない・・・

しっかり着込んでコタツの中・・・

本番を前に積もる緊張感。 

まるで外に積もっている雪の高さが自分のココロを表していたかのようだった。

真っ白だけど、やわらかく、いまにもくずれそうな・・・ 

繊細な気持ちの少年時代。いよいよ試練のとき。

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2007年12月 5日 (水曜日)

後がない!

(初級の入り口へ向かって⑤)

 中三のこの時期、よく友達の家へ集合して夜中まで勉強したものだ。

集まるのはいつも五人。しかもみんな志望校のレベルが高い!!中部にラ・サール、そして高専・・・

正直わたくしがいるのは場違い??

・・・どうやらそうでもなかったようだ。みんなが望んでいたこと・・・それは、わたくしの英語力。

実はわたくし英語だけは三年間、一位を外したことがなかったのだ。(ごめんなさい、ちょっと自慢ね)

総合順位では中くらいのわたくしは数学が大の苦手!だから、みんなに解らないところを教えてもらって、そのかわり英語の難しいところを教えていた。

まさにGIVE & TAKEだ。(いや、いいように利用されていたのかもしれない・・・)

 そんな状況においてギターを弾くなんて余裕は当然なし・・・   

しかも受験という人生で初めての試練に挑む息子に対して父親が発した言葉は・・・

「私立は行がせられねーど授業料ばはらっていげねえな」

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

んー・・・仕方ないな・・・確かに事情はわかってた。左官職人のおっとーは言葉こそ乱暴で不器用なんだけど仕事だけは具合が悪くても休まずに行くような真面目だけが取柄のような人。普段無口なおっとーが言うくらいだからよっぽどのことなんだな、と子供心に感じていた。

よって私立は受験しない。公立一本!!!(つまり崖っぷち)

あのときの緊張感といったら今まででMAXだった。自分の人生がかかってる!

ギターはおあずけ・・・

でも、なぜか年賀状は書いていたから結構余裕だったのかな?マメなわたくし・・・ティピカリーA型。

雪の中、友達の家に今日も向かう・・・ 足元から聞こえるキュッキュッという音。

来年もいい年でありますように・・・と願った15歳の冬

番外-なぜわたくしが三年間、英語を真剣に勉強したか

それはねY先生(旧姓O)のせいだよ!

元気かなー?

若くて、かわいくて、発音がうまくて、やさしくて・・・

それに、とても素敵な笑顔!

そんな先生が大好きでした。

中三のとき先生が結婚してしまったときは正直、素直に喜べなかったけど、先生のおかげで英語が好きになったし、その後自分自身が英語の先生になるという目標もできて充実した高校生活を送ることができました。

・・・あれ?なんか告白してるみたい(笑)

でも本当のことなんです。最初の英語の先生がY先生じゃなっかたらたぶん人生変わってたと思う。(あ、別に変な関係とかじゃないんですよ・・・誤解なく)

ちなみにYUKI(ジュディマリ)にそっくりなんです。初めてYUKIを見たとき「あれ?先生何やってんの?」って思ったくらい似てる。その後YUKIが函館出身とわかったときは親戚かな?とか思ったけど関係ありませんでした。

当然、YUKIファンになってしまったのは言うまでもありません。

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2007年11月16日 (金曜日)

かあちゃーん!

470 どうも! きのこでーす。

寒いですねー。

今日もこんな感じでバイクなわたくしですが、ふとおもひました。

手がつめたいな。そういえばこのグローブ夏用じゃーん!!

ギター弾きなくせに手を大事にしてない自分に気づく・・・

そして、なつかしい記憶がよみがえりました。エピソードにて・・・

(初級の入り口へ向かって④)

 年も暮れようかという12月の終わりごろ受験勉強の合間のギターは唯一の楽しみであった。

でも北海道の冬は厳しく暖房がきちんとしていても寒いものは寒い!!

当然、手は思うように動かない。ストーブに手を近づけて暖めては弾き×2 のような状態。

そんなとき、おっかー「ほれ、つかうがい?」・・・と渡してくれたのは水色の毛糸の手袋

しかもよく見ると?? え?指がない??

わたくしのおっかーは全然、口うるさいことを言わないというか田舎ものだ(函館から2時間くらいの場所で生まれ育った)からのんびりしているというか(いやのんびりしすぎ!)、マイペースというか(AB型だし)とにかく人のことに関しては時に無関心に見えるんだけど、たまーに的を得たことを言ったりやったりする。

そんなおっかーが作ってくれた「ギター用防寒手袋」

「すげー気が利ぐな・・・さっそぐ使ってみるべがな・・・お、あったけー!でも左手がやりづらい・・・」

結局、右手用だけ使うことにした。左手は毛糸がフレットに引っかかったりして弾きづらかった。

でも、おっかーの気持ちは本当にありがたかったなあ。

母親っていうのは見てないようで見てたりするものなんだね。

(手袋は意外に重宝し結局、高校3年まで使ってた。)

外は灰色の空。雪は本当に綿のよう・・・ 窓からはうっすら函館山が見える。

「さ、おそぐならねーうぢに、風呂さ行ってくるが・・・」

震えながら銭湯に向かう15歳のわたくし・・・ 先の見えない毎日・・・

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2007年10月30日 (火曜日)

思い出せなーい!

あのですね、「きのこちゃん、ビールが飲めるなんて景気がいいんだね!」と言われますが、わたくし少なからず努力してます。

・まず普段飲む回数を減らしている。

・一回に飲む量を少なくしている。

・発泡酒を3本買うよりもビールを2本買う。

ね、どう?発想を変えればいいのですよ。そうすれば、ささやかな贅沢を味わうことができます(喜)

(初級の入り口へ向かって③)

大会は結局、準決勝で付属中に敗退・・・3位だった。

7月も半ばを過ぎ北海道の短い夏休みに入る。

よーーーし。これで思いっきりギターが弾ける・・・はずがない(汗)

だって受験生なんだものーー(焦) ぜーんぜんやる気おきなーい。っていうか実感がまるでなーい!

でもギターに対する思いだけは確かなものだった。基本に忠実に・・・毎日のクロマチックスケール、アルペジオ、和音の練習だけは続いた。(NHKのおかげさまー)

そんな中で覚えた曲があるのだけど思い出せない・・・最初の3小節くらいだけは弾けるのだが・・・何かのエチュードだと思う。たしか3拍子・・・

♪ラ ファ レ ラ/ ラ# ソ レ ラ#/ ラ ファ レ ラ/ レ^ド# ミ^レ ラ ファ・・・(わかる方いらっしゃいましたら教えてください)

とにかく、この曲がわたくしにとっての二番目のレパートリーとなった。

音はともかく覚えるのにかかった日数は3日!なんかちょっと進化してるかな??

相変わらずの情報収集は欠かさず、番組を録音したテープも何度も何度も聴く日々が続いた。

「バリオス」をやりたい気持ちは変わらず。でもハードルが高すぎるのも自覚していた。

そんなとき、またNHK・FMで気になる曲を発見!

ボーン ビヨーンビヨーン ビヨン ちゃ ビヨン ちゃ ビヨン ちゃ ボン・・・(これでわかった人スゴイ!!)

インパクトのあるイントロ部分の連続したスラー、単音から始まり伴奏を刻みながら流れる主旋律・・・

その独特のテンポはまさに情熱の国を漂わせていた・・・

E・グラナドスの「スペイン舞曲第5番」だ。「アンダルーサ」というサブタイトルを持つ。

「おもしろい曲だな、ピアノっぽく聞こえる・・・」

Wから借りていた現代ギターに偶然その楽譜が載っていた。

「これは、やってみる価値ありでしょう!なんたってスペイン舞曲ってタイトルがいい!まるですごい曲弾けるぞーみたいに自慢できるなあ・・・」

今思えばなんて安易なのでしょう(呆)ただの見栄で選曲したなんて。しかも身の程知らずの上級レベル曲。

でも根性はあった。音符をたどり、ゆっくりゆっくり確認していく・・・(このスタイルは今も変わらず)

そろそろ勉強していかないと・・・と思い始めた10月の終わり頃、そとには冬の到来を知らせる雪虫が飛んでいたと思う。

(つづく)

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2007年10月26日 (金曜日)

能(のう)なし!

残業でこんな時間・・・ 残業なんて能力のない人間のやることよね!そう思わない?

カイシャに16時間もいて愚かだよねー(悲)

当然ギターは弾けるわけもなく・・・  でもやっぱり子供の顔(寝てるけど)見るとホッとするー。

(初級の入り口へ向かって②)

 Tから借りたギターは後から聞いた話1万2千円の量産ギター。軽くてネックも若干細いものだったが、とても弾きやすいギターだった。 音の違いは・・・当時のわたくしにはわからず(汗)

 もうじき7月という頃。最後の大会も近くギターはちょっとお預け状態・・・

でも新聞のラジオ番組欄は必ずチェックしていた。もちろんクラシックギターの特集を探すためだ。

当時は今よりもギター番組が充実していたように思う。出版物もまた然り。

部活で疲れた体を引きずって帰宅してもギターのことはいつも心の片隅にあったように思う。(まるで今と同じ気持ち)

 あるとき(確か日曜日だったと思う)にNHK・FMのクラシックギター番組で衝撃的な曲を耳にしたのだ。

その旋律はまさに華麗でダイナミック!流れるような音移動・・・そして突き刺さるような特徴のある和音・・・その後に訪れる明るく開放的な旋律!!

「郷愁のショーロ」。アグスティン・バリオスの作品だ。

演奏はホセ・ルイス・ゴンサレス。

背すじがゾゾーっとした。「この曲、やりたーい!!」

はやる気持ちを抑えつつ後輩Wのところへ向かう。録音したテープを聴かせ、自分の意思を伝えると・・・

「これ、おもいっきし難しいーよ!上級者向けだし、なにより指短いと無理。」

このときはWの言ってる意味がわからなかった・・・

でも後にイヤ!というほどその意味がわかり苦しむこととなる・・・とくに指の短さ。

Wから現代ギターの別冊を借り、その日から無謀な挑戦が始まったのだった。

 やる気だけは一人前。あ、でもバスケやってた分、握力と根性は今以上にあったのは確か。

頭の中はギターとバスケ・・・落ち着かない状況ではあったが楽しみは増えた。

バスケの一回戦の相手は的場中!市内でも強豪だ。市民体育館で全校応援・・・うわ、すげーきんちょー(汗)

中3の夏。北海道は梅雨がないので、いちばん気持ちのいい季節・・・

(つづく)

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2007年10月18日 (木曜日)

第二章突入!

あのですね・・・ 口ばっかりじゃダメだと思うので実際にギターを弾いている音をアップしたいのですが現状その方法わからず(汗)

今、模索中・・・ 栃木のEくん(親戚)約束の件、ヨロシクねーーー!

(初級の入り口へ向かって①)

ワンパターンの「禁じられた遊び」・・・それでも弾けるようになったこと自体すごくうれしくて、何度も何度も繰り返していた中3の春・・・

バスケ(部活)の大会まであと約2ヶ月という頃だったと思う。

久しぶりに小学校の時のクラスメートTと会う約束をした。(学区が違って別々の中学に進級したため、なかなか噛み合わなかった)

彼(函館在住)は親友(今現在も)で、よくいっしょに函館山に登ったり五稜郭を散歩したり・・・

そんなの特技は鍵盤。ピアノ、エレクトーン、オルガン、ピアニカ・・・当然、卒業式の伴奏も彼が担当した。

一人っ子でAB型のTは不器用だけど鍵盤の腕は凄かった。なぜか女子の友達が異常に多かったのが印象にある。

久しぶりに向かう彼の家は教育大学の敷地を横切ってすぐの場所。歩いて20分程の距離だが別々の中学になってしまうんだな・・・

「ひさしぶりだね。」 と、か細い声で迎えてくれたTは全然変わってなかった。実際2年ぶり。

いろいろな思い出話に花が咲いた。友達のこと、小学校のこと、いっしょに市内あちこちを散策したこと・・・

ふと話題は音楽に・・・

「ひさしぶりに聴かせてよ!」 というわたくしの言葉にエレクトーンのカバーを開け・・・

♪タララララーン・・・ 「ある愛の詩」だ。相変わらず華麗にしてダイナミック!

気分をよくしていると、ふと部屋の隅に気になるものが・・・

レトロなピンクのダンガリーチェック模様のソフトケースは、その形から中身が何であるかを簡単に想像させてくれた。

「あれ?ギター弾くの?」

「あ、それ買ったんだけど全然使ってないんだ。」

「ちょっと弾いてもいい?」

ケースのジッパーをさっとずらし中からでてきたのは・・・

「クラシックギターだ!!」

そして今度はわたくしが華麗にしてダイナミックな演奏を友達にしてみせたのだ!もちろん・・・

ワンパターンの「禁じられた遊び」で。

「よかったら貸すよ。使わないし。」

「マジで!?いいの??」

こうして、わたくしの2本目のギターとの出会いは訪れたのであります。

自分には不釣り合いなピンクのチェック柄のケースを片手に教育大の脇を意気揚々と歩いているわたくしの姿がそこにありました。

もちろん学校から借りていたギターが音楽室に戻ったのは言うまでもありません。

(②につづく)

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2007年10月12日 (金曜日)

感覚が!

この時間は早い?ような気がする。いや、遅い!子供が寝てる。ひとり暮らしのときは・・・やっぱ早い!でも函館じゃ銭湯は閉まる時間だから・・・やっぱ遅い!でも東京はキラキラだから・・・早い!  何言ってんのかね?ダラダラと・・・気づくのが遅ーーーい!  

(ギターとの出会い⑨)

K田さんは、その後もよく生徒会室に現われギターを弾いて見せてくれた。

寒い季節にもかかわらず彼女が好んで弾いていたタルレガの「ラグリマ」はなんともやさしい音色だったことを今でも覚えている。

あるときK田さんの左手を触らせてもらってビックリした!!

指先が硬くなっていたのだ!!しかも人差し指の片側(親指側)がざらざら・・・

そのとき悟った。わずか数ヶ月じゃ出来なくて当たり前。このやさしい音は何度も何度も繰り返し繰り返しの努力で生まれたもの・・・

自分の「禁じられた遊び」は全然、話にならないもの・・・ 

もうエレキギターはどうでもよくなった。真剣にやろう!という気持ちになった。

その頃からNHK「ギターをひこう」を欠かさず見るようになった。もちろんテキストも買って。

あるとき、後輩のWが「うちに遊びに来てよ」というので寒い雪の降る道を歩いて訪ねてみると・・・

そこには!!!10弦ギターだ!アストリアス製。ネックの幅が広すぎてなんか思いっきり違和感がある(汗)

以来、後輩のところにちょくちょく通うようになった。

いろいろな練習も始めて、中3になったばかりの頃ほぼ「禁じられた遊び」は弾けるようになった。

北海道では、まだちょっと雪がのこる4月。初めての曲は結局、約9ヶ月かかってしまった。

そろそろ次の目標を考えよう・・・

(第二章へ続けますね)

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2007年9月23日 (日曜日)

クラウディ!

2007923 せっかくの連休なのに天気がよくない。

わたくしはギターがあるからいいんだけど、むすめとむすこは時間を持て余しているようね。

雨が降りそうな降らないような・・・微妙な天気。

そろそろいっしょにギターやらないかなあ?

まだ興味示さず・・・レゴのほうがいいみたい(微笑)

明日、晴れたら公園行こうね~

(ギターとの出会い⑧)

中2の冬、もう今年も終わり・・・というころ東京から転校生がやってきた。K田さんは本当に多才で勉強はできるし性格はやさしくあらゆる面に一歩秀でた人だった。

そんな彼女があるとき生徒会室にやってきたのだ。

「なんかギターの音が聞こえたから・・・」

放課後の生徒会室はわたくしと後輩W辺の練習室と化していたのでけっこうな音が漏れていたらしい。

「わたしにも貸して。」そういうとおもむろに弾き始めた。

!?禁じられた遊び、愛のロマンスだ!・・・セーハは?? お!うまい!

彼女は小さな手で軽くセーハを決めていたのだ!

けっして力があるようには見えない。さっきまで自分が弾いていた同じギターだ。

やさしい微笑みを浮かべながら弦をはじくその姿にちょっと意識の変化が生じた。

「力だけじゃダメなんだな・・・・・」

K田さんは8歳からギターを始めたとのこと。しかも純粋にクラシックから。親の影響を受けて自然に弾くようになったそうだ。

(つづく)

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2007年9月16日 (日曜日)

いい天気!

いやー、今日は本当にいい天気ですね~。

こういう日はギターを弾いている場合ではないですね!

外に出て思いっきり背伸びをしたい・・・ 

でも・・・・・子供からのお誘いが・・・・・ない(汗) パパちゃんはいつでもオーケーよ!

I'm ready to go outside , let's take a walk along the parkway, shall we ?

あら???返事がない・・・   つれないなあ。。。

(ギターとの出会い⑦)

コードの押弦は意外にも難しく音がなかなか出せませんでした。

バスケ部だったおかげで握力と腕力は普通よりもあったので指三本で押さえるコードは、なんとかクリアーできていました。

しかーし!大きな大きな壁にぶつかります。Fです。1フレットの全セーハ!

これは全然、音が出ない(焦)・・・ いくらガッチリ押さえても、ポ・ポ・ポ・ポ・ポ・ポ。。。。

まるっきりゼロスタートの14歳少年には難関を克服する術が全くなかったのでした。

そこで後輩のWに教わったコツ。ひとさし指を(自分から見て)少し左に転がして押さえる。

それと親指に力を入れること。これかなり重要。

すると少し変化が・・・ボン・ポ・ポン・ポン・ポ・ポ・・・お、少し音が出た。

のちにその練習が「禁じられた遊び」B節の習得に大きく役に立つこととなったのです。

(つづく)

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2007年9月15日 (土曜日)

忘れてた!

(ギターとの出会い⑥)

 すっかり忘れてました。つづくとか言っておきながら続けてなかったじゃーん(苦笑)

 「禁じられた遊び」のB節。運指の難しかったことといったら初心者のわたくしには正直、苦痛であったのも事実。

そんな時に知った「コード」という魔法の記号♪押さえるだけできれいな音が・・・・でない!!

こりゃ甘く見すぎた!

 そもそもコードの存在を教えてくれたのはC組のY崎くん。彼はギター製作所の家に生まれ小さい頃からギターをおもちゃ代わりにして育ったというのだ。

その彼が文化祭の催しでギターをやるとのことで練習のために自分のギターを持ち込んでいたのだ。

ただし持っていたのはフォークギター。

ピックで器用に弦を弾き始め、おもむろに歌いだしたのは長渕剛の「グッバイ青春」。

俗に言う「弾き語り」を目の当たりにしてなにか背筋がぞくっとした。「そっかー、ギターは伴奏楽器でもあるのだな。」

Y崎くんは「フォークはコードをある程度覚えれば楽しめるよ。クラシックよりは気楽にできると思う。」と、さらっと言ってたっけ。

いやいや、そういう彼のピックさばきは本当に見事だった。それに連動している左の指も繊細な動きをしていた。

もうひとつ印象に残っているのは彼が歌った松山千春の一曲。

「♪あたい、ちともーびじんじゃなーいー、はなもひーくいーほーおー、どちらかと、いえばー

  ブス」  知ってますか?この曲は松山千春のかくれた名曲なんですよ。

そんな彼の影響でしばらくはコードを押さえる日々が続きました。なかなか音が出なくて大変だった・・・・・・

 (つづく)←今度は本当。

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2007年8月31日 (金曜日)

なせば成る!

002 子供の踏み台

(笑わないでNe!)

実はこれ・・・わたしくしの・・・

ギターを弾くときの・・・

足台。

高さが調度よいのだよね~。

(ギターとの出会い⑤)

「禁じられた遊び」の第二章はセーハのオンパレード!セーハしないところでも小指をキュっと伸ばす押さえ方が数回・・・

何度、手の甲をつりそうになったか・・・

それでも右手の弦をはじく音はかなり立ってきた。(三ヶ月以上も同じ動きしかしてなかったからなあ・・・)

とにかく「弾けるようになりたい!!」という思いだけが自分を突き動かしていたのです。

その頃は「一曲できればいい。」と思っていたので、ある意味目標はハッキリしていたのかも。

でも自分なりの努力もしていましたよ。例えば手の運動。開いて・閉じて・開いて・閉じて・・・これは今でもやっています。

あと指のストレッチ。フレット上で大きく指が広げられるようになるため・・・

コードのCとG7で適当にアルペジオをやってみたり・・・

やらなければというプレッシャーがなかったのがよかったのかなあ~。焦る気持ちは全くなかったから・・・

ただひとつ、わたくしはモノマネが得意。それが意外なところで発揮されたというところでしょうか。

(次回に続くよ)

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2007年8月28日 (火曜日)

欲しい!

20070826_001 アストリアスの7弦ギター

dozzyさん「越後谷つれづれ日記」内にあるギター関連のリンクを見ていて、ふとギタルラ社のページに目を向けたら・・・・・

わあ、これいい!!

指の短い私にはうれしい弦長630mm。

第7弦の使い道は自分のよく弾く曲に合っている。

自分のスタイルにぴったりのギター!絶対、欲しい!

???にじゅうごま・・・  バイクのローンが終わってからだな。

でも、これでまた目標ができた。頑張って働くゾっと!

(ギターとの出会い④)

全セーハの代償は思ったより大きかったのです。手首に痛みが残り練習が苦痛になってしまいました。

部活のバスケットボールで手首を使いギターの練習でさらに手首を使い・・・

もう悲鳴を上げる寸前。

そんなとき音楽の先生がアドバイスしてくれたのは「ローテンション弦の使用」でした。

さっそく楽器店で購入し後輩に教えてもらいながら弦を張り替えました。

思った以上に手首の負担が軽い!!これなら練習を続けられる。

初心者の私には音の伸びなんてどうでもよかったのです。それより挫折せずに済んだことがなによりうれしかった。

丸三ヶ月になろうかという頃、「愛のロマンス」A-B-AのB節に取り掛かろうとしていました。

(つづくー)

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2007年8月26日 (日曜日)

トライアングル!

20070826_001_2 ヴァルサ・ショーロ

ヴィラ・ロボス「ブラジル民謡組曲」の第三番目の曲。

ヴァルサはワルツの意味。

この曲も基本的な三拍子で構成されている。

(ギターとの出会い③)

アルペジオは右手の甲が動くと安定しないことに気づき、なるべく指だけが動くように心がけて練習していました。

今思えば爪も伸ばさずにアルアイレ奏法で弾いていたので、かなり音は小さかったと思います。

それでも一ヶ月を過ぎた頃、前半の小セーハのところまでは形ができてきました。

ここで大きな壁にぶつかります・・・ 第7フレットの全セーハ!!しかも小指を伸ばすおまけつき。

しばらく悩みました。。。 力だけでは太刀打ちできない。。。 試行錯誤の連続。。。

そこから得たのは人差し指は真っ直ぐより気持ち左に転がせて押さえるとよいという事と親指の力がかなり必要ということ。

これだけでひと月は費やしてしまいました。            (つづく)

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2007年8月24日 (金曜日)

親はつらいよ!

004 フレットを押さえるときのポイント

フレットのできるだけ右寄りを押さえるのが基本。

セーハを使うときも同じ。

でもいちばん大事なのは親指。

ここに力が入ってないと良い音が出ません。

みんなを支える大黒柱。まるで家族の縮図のようだNe。

(ギターとの出会い②)

衝撃の出会いで始まったギターレッスン、しかし音楽は歌うだけで当然楽譜は読めなーい(汗)

でもギターは弾けるようになりたーい。さあどうしようか・・・

・・・で導き出した結論が「そのままマネをすればいいんだべさ。」

毎日、四小節づつ・・・音符や理論は無視、形重視。とにかく忠実に再現する。

今思えば後輩もよく付き合ってくれたよなあ。

三週間くらいでアルペジオの粒が揃ってきた。その頃、音楽の先生に正式にギターを借りるよう申し出た。

自分の家でも練習が始まる。部活で疲れていても、ひたすら弦をはじいていた・・・

(つづく・・・)

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2007年8月21日 (火曜日)

握力は一日にしてならず!

163握力の強化

きれいな音を出すためには左手の力が大きなポイントとなります。

仕事中でも左手が遊んでいるときはなるべく、こうやって握るようにしています。

もちろん 開いて・閉じて・開いて・閉じて・・・  手の運動も欠かせません。

ギターは60%くらいが努力、30%が根気、10%がセンスかな?

(ギターとの出会い①)

初めてクラシックギターと出会ったのは中2の初夏7月ころ。

それまではゴダイゴのギタリスト浅野氏にすごく憧れててエレキギターをいつかやってみたいと思っていました。(グレコの白いエレキギターはチョーカッコよかった!)

ある日学校の生徒会室にいくと、なぜか棚にクラシックギターが・・・ 

会計係に就任したばかりの後輩が、おもむろにそれを手にとり弾き始めた曲・・・

「愛のロマンス」 映画「禁じられた遊び」のテーマ・・・

そのやさしい弦の響きに一発で心奪われ、同時に背筋がゾクっとした。

それが初めての出会い。後で聞いた話、ギターはその後輩が音楽室から内緒で持ち込んできたものらしい。

以来、放課後の生徒会室はわたくしのギター練習室となったのでした。先生は後輩が。もう一本、音楽室から。。。。。。。

(to be continued・・・)

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